息子3人スタンフォード合格のアグネス・チャンがすすめる 子どもが乳児期からやっておきたい3つのこと


アグネスチャン(本名:陳 美齡、英語:Agnes Meiling Kaneko Chan、広東語:チャン・メイリン、北京語:チェン・メイリン、日本名:金子 陳美齢(かねこ チャンメイリン)、1955年8月20日 - )は、香港出身の日本の歌手、エッセイスト。 カトリック信徒で、「アグネス」は聖アグネスにちなむ洗礼名である。
70キロバイト (7,310 語) - 2022年4月19日 (火) 13:50


 芸能界きっての「教育ママ」として知られるアグネス・チャンさん。自身もスタンフォード大で教育学を学び、3人の息子全員をスタンフォード大に合格させたことでも有名です。アグネスさんは「赤ちゃんにいろいろな刺激を与えることが好奇心を育てる」と言います。アグネスさんがすすめる、誰でもできて、意外な効果につながる子どもとの接し方とは? 赤ちゃんのうちからできる3つのことを、『スタンフォード大学に3人の息子を入れた 賢い頭としなやかな心が育つ 0歳教育』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)から紹介します。*  *  * 赤ちゃん期は、いろいろなものを見せたり、聞かせたり、触らせたりして赤ちゃんに刺激を与え、好奇心を育んでいくことがとても大切です。 赤ちゃんにいろいろな刺激を与えることは、脳のシナプスを育てていくことにダイレクトにつながります。 ここでは、簡単にできて、意外な効果のある赤ちゃんへの働きかけを紹介します。0歳児からできることです。ぜひやってみてください。(1)選ばせる 赤ちゃんは3~4ヶ月から、すでに物事がわかるようになり始めます。この時点で、選択の機会を与え始めることができます。 例えば、二つのおもちゃを手に取って、「どっちが欲しい?」と赤ちゃんに考えさせます。選んだら、赤ちゃんを抱きしめて「いいね」とほめます。 このプロセスは、物事を分析する訓練です。複数のものを提示されたら、まずは自分の好みを考えます。 以前体験したことを思い出して選択をし、自分が選択したものを実際に経験する。 このプロセスの中で、赤ちゃんの脳はフル回転します。 そもそも人生はたくさんある選択肢の中から選んだ結果です。実は0歳から、賢く選択するための訓練を始めることができるのです。 自分で選ぶ訓練をしないと、子どもは受け身に慣れてしまいます。 赤ちゃんのうちから自分の日常を決められる能力があることを実感させると、成長していく段階で、意見のある、自主性のある人間に育っていきます。 私は息子たちがハイハイができるようになった頃、いくつかのおもちゃをちょっと遠いところに置いて、どのおもちゃに向かってハイハイしていくのかを見ることもありました。 それは赤ちゃんにとっても面白いらしく、楽しそうにやってくれました。 複数のものを提示されたら、まずは自分の好みを考えます。人が何人かいるときは「(赤ちゃんが)どっちに行くと思う?」とみんなで当てっこするときもありました。 当たった人は大喜び、赤ちゃんをほめ倒すのです。 ただおもちゃを選んだだけなのに……と赤ちゃんはびっくりした顔をするときもありますが、ほめられて、抱っこされて、赤ちゃんも大喜びです。ぜひやってみてください。(2)予測させる まずは赤ちゃんをくすぐってみましょう。キャッキャッと赤ちゃんは笑います。 それによって、自分の体の敏感な場所を知ることになりますし、親と遊ぶ喜びを感じることもできます。 赤ちゃんが笑うと脳内で幸せホルモンが分泌されるので、幸福感を感じ、親とのより深いつながりを作ることができます。 この遊びは、物事が起きることを予測する力を赤ちゃんにつけさせることもできます。 親がくすぐる動きをしただけで、赤ちゃんは笑ったり、逃げたりします。これは相手の行動と、その行動による結果を予測する能力が育った証拠。 物事を予測することは、賢く生きるために必要な能力です。 大人になると、想定内、想定外という言葉をよく聞きますが、「予測する能力」とはまさにこれ。「それは想定内なので、できます」といつも言える人は予測力が高く、いろいろな可能性を考えられる人です。「それは想定外だね」と頻繁に言う人は予測力が乏しく、何らかのサインが来ているのに、気がつかない人です。 つまり、人生の困難を乗り越えるためには、予測力は欠かせないのです。(3)因果関係を教える 赤ちゃんは生後6ヶ月くらいに、「因果関係」について理解し始めます。つまり、自分の動きによって、何かの結果が生まれる、ということがわかるようになるのです。 その際、因果関係がより明確になるように、声に出して説明してあげることが大切です。 たとえば、赤ちゃんがおもちゃを地面に投げて、結果、おもちゃが壊れたとします。 そのとき、叱るのではなく、「悲しいね、おもちゃが壊れたね」とあなたの悲しみを表現しましょう。「おもちゃが壊れて、お母さんが悲しんだ」と赤ちゃんは原因と結果を知ることになります。そして、「どうしましょう?」と赤ちゃんと相談してみましょう。 直せない場合は、さらに悲しんで、「これからはやらないでね」と繰り返し言ってみてください。 ここで大事なのは、自分の行動によって、大変なことが起きたことを赤ちゃんに認識してもらうことです。 自分の行動の因果関係を覚えさせるのです。 たとえば、赤ちゃんが誰かをぶったとき、お母さんが何もしないと、赤ちゃんはその行動が正しいかどうかわかりません。 でも、そのときにお母さんがそばに行って、「人をぶってはいけないよ」と悲しんだ顔をすると、赤ちゃんは自分の行動がお母さんに大変な悲しみを与えていることを認識します。 自分の行動が他人を傷つける原因になったということを感じることができるのです。 逆に、赤ちゃんが良いことをしたときは、いっぱいほめてあげてください。 たとえば、赤ちゃんが自分の食べ物をあなたに分けてくれたときは、喜びを大げさに表現して赤ちゃんに感謝しましょう。 赤ちゃんはその行為(=原因)は喜ばれる(=結果)ということを認識するのです。 遊びを通しても、因果関係を教えることができます。 その中の一つは積み木です。息子たちはよく積み木を使って遊びました。 高く積みすぎると、積み木は崩れて落ちてしまいます。ここではどうすれば崩れずに高く積み上げられるかを考えさせるのです。 積み木は、自分の行動がどのような結果を生み出すのかを教える最高の遊びです。